MSD企業投資株式会社（以下、「MSD」）が運営するMSD第二号投資事業有限責任組合は、傘下のSPC（買収目的会社）を通じて、エピクルー株式会社（以下、「エピクルー」）の株式を創業者である岡部晃氏から取得しましたのでお知らせします。

エピクルーは、半導体製造の前工程で使われる「エピタキシャル成長装置」の中古品の再生や保守部品・改善アップグレードキットを製造・販売する事業会社です。エピタキシャル成長装置に関する深い専門性を活かし、顧客目線に立ち中古装置を再生する力を強みとし顧客基盤を構築してきております。更に独自技術を活かし自社ブランドのエピタキシャル成長装置を開発するなど、一気通貫した対応力が顧客に高く評価され業容を拡大中です。

MSDは、「日本企業の為の日本企業による投資事業を」というスローガンの下、三井物産株式会社、株式会社三井住友銀行、株式会社日本政策投資銀行（以下、「スポンサー3社」）が共同で設立した投資事業会社です。

MSDは、本取引においてMSD並びにスポンサー3社が有する幅広いネットワークや知見を提供し、エピクルーの持つエピタキシャル成長装置に関する深い知見に基づく高い技術力と手厚いサポート体制をより多くのお客様に知っていただくと共に、更に良いサービスが提供できるよう成長・発展に向けて様々なサポートを行っていく予定です。